Q&A | 8carat

Q

ガラスコーティングとセラミックコーティングは何が違うの？

A

セラミックコーティングは塗装との結合が強くより強靭な保護膜を形成します。
イメージとしてはガラスコーティングは塗膜の上にコーティング層乗せているような状態。
対するセラミックコーティングは浸透してさらに上にコーティング層を形成している状態となります。

仕上がりの肌触りの滑らかさ

塗装の中に浸透することで表面の硬度が高まり、スリック傷に対して傷が入りづらい表面になります。また非常に滑らかになるため防汚れ性能も高まります。激しい雨が降れば鳥フンが流れてしまうほどです。

薬品に対する耐薬品性能

使用していただく中では外的な環境要因を避けられないのも事実です。
酸性雨、黄砂、花粉、排気ガス、換気扇からの油分などなど様々な要因で撥水性能が低下してしまう可能性がございます。
その中でも保護することはもちろんですが、汚れを除去するにあたって薬品を使用する必要もございます。ガラスコーティングの場合アルカリの系の洗剤の使用にて分解されてしまいコーティングが剥がれてしまうことがございますが、セラミックコーティングは大幅に耐えられる薬品の幅が増えます。結果的に長期的に美観維持をしていただきやすくなります。

Q

セラミックコーティングのデメリットは？

A

施工時に環境が整っていない場合非常に施工リスクが高まります。
薬品による分解除去ができないため、再度研磨にて除去する必要があるのも事実です。
また下地処理（水分、油分除去、研磨）も通常のコーティングと比較して入念な作業が必要となります。

Q

なぜそんなに時間がかかるのか？

A

コーティング施工は下地処理が肝心です。
下地処理でおおよそ輝きの８０％が決まると考えております。
下地処理も各工程の積み重ねで出来上がっておりますので入念な洗車、各データの計測、研磨工程、水分油分の徹底除去した上での塗り込みとなります。そのため品質確保のためにお時間をいただいております。

Q

メンテナンスは自分でできますか？

A

ボディについてしまったキズをご自身で除去するのは難しいですが、キズをわかりにくくしたりコーティングの効果をより長く体感できる様にお手入れの方法をお伝えしております。
オーナー様がご自身でも使用できるメンテナンス剤もご用意させていただいておりますのでご相談くださいませ。

Q

セラミックコーティングをした後にワックスなど使用しても良いですか？

A

原則リスク低減のため液体WAXなどは必要ない状態ではありますが、ご希望によりWAXやメンテナンス用品を使用したいと思われることもあるかと思います。
時期によっても一言でご案内するのは難しい為、当店にて詳しくご案内させていただきます。
また研磨剤を含むWAXなどの使用は、セラミックコーティングにもお勧めできません。研磨剤を含まないワックスでも汚れを除去せず使用したり、拭き上げが不十分だったりすると逆に汚れを引き寄せてしまい、コーティング上に汚れたワックス膜を作ってしまう可能性もあります（洗車機でワックス洗車を多用し、水垢等汚れが固着しているのに水弾き抜群の様な状態）
汚れ落としの目的、肌触りのツルツル感／撥水の維持、艶の維持等、多種多様な目的に合わせた専用のケミカルを使用する事をお勧め致します。
詳しくはご相談くださいませ。

Q

傷のつかない、硬いコーティング剤があると聞いたのですが、本当でしょうか？

A

あるかないかでご案内しますと今現在、実用性のある自動車塗装向けコーティング剤ではありません、おそらく勘違いと考えられます。
正しくは「キズが付きにくい」と考えられます。
しかし、キズに対しての感じ方は施工者含めお客様によっても様々ですので「キズが付かない」と感じられる方がいてもおかしくないのかもしれません。
細かい事は気にしないオーナーで淡色車でしたら「キズが付かない」と感じるかもしれません（しかしそのようなケースではコーティングをしていなくても同じ様に感じるかも知れないという事も可能性としてあります）
反面、細かい事も気になってしまうオーナーで濃色車の場合、どんなコーティングをしても「キズが付く」と感じるでしょう。
硬度があるコーティング剤でも、硬度がないコーティング剤でも、施工後の塗装面の硬度は下地の塗装に依存します（下地の塗装＋α程度と考えるのが良いでしょう）
コーティング剤は、本液をそのまま硬化させると硬度は高く感じますが、ボディに施工する際には極々薄膜にて仕上げられますので、ガラスコーティング剤の本液をそのまま硬化させた硬度として形成されません。
現状、どのような硬度を謳ってるコーティングでも、ドアノブ周辺に爪の引っかき傷がついてしまうケースがある事から「様々なコーティングメーカーの硬度PR」の信憑性を疑わざるを得ません（爪の硬度は一般的に2Hと言われています）
接触する際には外的要因の砂埃なども挟まった状態での接触となりますので、爪だから大丈夫ということにはなりませんが、セラミックコーティングは傷つきにないして軽減する能力を有してはおります。